ドクターズインタビュー

  • HOME>
  • ドクターズインタビュー

interview

interview

院長インタビュー

大塚歯科クリニック 院長 大塚 健司 Kenji Otsuka

大塚歯科クリニック 院長大塚 健司Kenji Otsuka

大塚 健司 Kenji Otsuka

歯科医としての歩み

POINT01歯周病治療を専門にされたきっかけを教えてください

POINT01歯周病治療を専門にされたきっかけを教えてください

POINT01歯周病治療を専門にされたきっかけを教えてください

大学5年生か6年生のときに、助教授の先生にすすめられたのがきっかけです。当時、歯周病はまだあまり注目されていない分野でしたが、その重要性に気づき、大学院で専攻することにしました。しかし、歯周病治療だけでは患者様の口腔全体の健康を守れないと感じ、矯正や補綴などさまざまな分野も学びました。例えば、歯周病を治療しても、噛み合わせが悪ければ再発のリスクがあります。そのため、総合的なアプローチが必要だと考えたのです。

POINT0240年以上のキャリアの中で、特に力を入れてこられたことは何ですか?

POINT0240年以上のキャリアの中で、特に力を入れてこられたことは何ですか?

POINT0240年以上のキャリアの中で、特に力を入れてこられたことは何ですか?

患者様のQOL(生活の質)を向上させることです。単に歯を治すだけでなく、患者様の生活全体を見据えた治療を心がけてきました。例えば、歯周病の治療では、単に炎症を抑えるだけでなく、その原因となった生活習慣や噛み合わせの問題にまで踏み込んで改善していきます。また、審美的な面も重視し、患者様が自信を持って笑顔になれるよう支援しています。

治療へのアプローチ

POINT03具体的な治療例を教えていただけますか?

POINT03具体的な治療例を教えていただけますか?

POINT03具体的な治療例を教えていただけますか?

ある患者様の例をお話ですが。初診時には歯周病が進行し、歯並びも悪く、噛み合わせにも問題がありました。まず歯周病の基本治療から始め、炎症を抑えました。その後、インプラント治療で失った歯を補い、さらに矯正治療で歯並びを整えました。
この一連の治療に約4〜5年かかりましたが、10年以上経った今でも良好な状態を維持しています。重要なのは、単に目の前の症状を治すだけでなく、患者さんの将来を見据えた包括的な治療計画を立てることです。

POINT04そのような長期的な治療計画を立てる上で大切にしていること

POINT04そのような長期的な治療計画を立てる上で大切にしていること

POINT04そのような長期的な治療計画を立てる上で大切にしていること

患者様の過去、現在、そして未来を見据えることです。まず、どのようにして現在の状態に至ったのかを丁寧に分析します。そして、現在の状態をくわしく診断し、このまま放置するとどうなるかを予測します。その上で、理想的な口腔の状態に戻すためのプランを立てます。ここで重要なのは、患者様の生活習慣や希望も考慮に入れることです。最高の治療プランでも、患者様の生活に合わなければ意味がありません。また、治療の各段階で患者様に丁寧に説明し、理解と協力を得ることも大切です。長期的な治療になるほど、患者様との信頼関係が重要になります。

クリニックの特徴と方針

POINT05大塚歯科クリニックの特徴を教えてください

POINT05大塚歯科クリニックの特徴を教えてください

POINT05大塚歯科クリニックの特徴を教えてください

当クリニックの最大の特徴は、高度な専門性を持つ歯科医師たちによるチーム医療です。私は歯周病が専門ですが、口腔外科の専門医や矯正の専門医も在籍しています。これにより、患者様の多様なニーズに応えられる体制を整えています。
また、最新の設備と技術の導入にも力を入れています。例えば、高解像度CTや最新の口腔外科用機器など、一般的な歯科医院ではなかなか揃えられない設備を備えています。これらの設備により、より精密で効果的な治療が可能になっています。

POINT06最新の設備や技術を積極的に導入されている理由

POINT06最新の設備や技術を積極的に導入されている理由

POINT06最新の設備や技術を積極的に導入されている理由

すべて患者様の困りごとを解決するためです。これに尽きます。例えば、根管治療で折れた器具を発見するための特殊な機器など、高額でも患者様の治療に大きく貢献する設備は積極的に導入しています。ただし、新しい技術を導入する際は、その効果と安全性を十分に検討します。単に新しいからというだけでなく、本当に患者様の利益につながるかどうかを慎重に判断しています。

POINT07患者様とのコミュニケーションで大切にされていることは?

POINT07患者様とのコミュニケーションで大切にされていることは?

POINT07患者様とのコミュニケーションで大切にされていることは?

患者様の話をよく聞くことです。歯の治療だけでなく、患者様の生活や悩みにも耳を傾けます。長年通ってくださる患者様も多く、その方々の人生の様々な段階に立ち会わせていただいています。
また、治療の説明は丁寧におこなうよう心がけています。専門用語をできるだけ避け、患者様が理解しやすいように説明します。治療の選択肢がある場合は、それぞれのメリット・デメリットを説明し、患者様と一緒に最適な方法を選びます。

POINT08今後の展望を教えてください

POINT08今後の展望を教えてください

POINT08今後の展望を教えてください

私が目指したクリニックは、地域の皆様に支えられ形になったと自負しています。60歳もすぎこれからは、次世代を担う歯科医師や歯科衛生士の育成に力を入れていきたいと考えています。若手の育成は、歯科医療の未来を左右する重要な課題だと考えています。以前は「見て覚えろ」という方式が主流でしたが、現在はより体系的な教育を心がけています。例えば、手術の様子を動画で撮影し、それを教材として使用しています。また、症例検討会を定期的に開催し、若手が積極的に意見を述べる機会を設けています。ただ、世代間のギャップは確かに存在します。若い世代の価値観や働き方の希望も尊重しながら、どのようにして高度な技術と知識を伝承していくか、日々試行錯誤しています。
ただし、どんなに技術が進歩しても、患者様お一人ひとりに寄り添う姿勢は変わりません。これからも、患者様の健康と幸せを第一に考え、最善の治療を提供していく所存です

POINT09最後に、患者様へメッセージをお願いします

POINT09最後に、患者様へメッセージをお願いします

POINT09最後に、患者様へメッセージをお願いします

皆さまの口の健康は、全身の健康や生活の質に大きく関わっています。些細なことでも気になることがあれば、ぜひご相談ください。当クリニックには、さまざまな分野の専門医と最新の設備が揃っています。どんな問題でも、最適な解決策を一緒に見つけていきたいと思います。皆さまの笑顔のために、これからも全力を尽くしてまいります。どうぞよろしくお願いいたします。

interview

interview

専門医インタビュー

大塚歯科クリニック 口腔外科専門医 赤根 昌樹 Masaki akane

大塚歯科クリニック 口腔外科専門医赤根 昌樹Masaki akane

大塚歯科クリニック 口腔外科専門医 赤根 昌樹 Masaki akane

口腔外科医としての歩み

POINT01口腔外科を専門にされたきっかけを教えてください

POINT01口腔外科を専門にされたきっかけを教えてください

POINT01口腔外科を専門にされたきっかけを教えてください

私が口腔外科を志したのは、大学時代に遡ります。歯科の中でも特に外科的アプローチに興味を持ち、より高度な治療技術を身につけたいと考えたのがきっかけです。卒業後は、大阪回生病院の口腔外科に勤務し、そこで35年以上にわたり経験を積みました。総合病院での勤務は、さまざまな難症例に接する機会が多く、口腔外科医としての技術をみがく上で非常に貴重な経験となりました。

POINT0235年以上のキャリアの経験から、特に力を入れておられることは何ですか?

POINT0235年以上のキャリアの経験から、特に力を入れておられることは何ですか?

POINT0235年以上のキャリアの経験から、特に力を入れておられることは何ですか?

近年、特に注目しているのは薬剤関連顎骨壊死の症例です。骨粗鬆症治療薬やがんの骨転移抑制薬による顎骨壊死が増えています。これらの症例は初期段階では症状が曖昧で、原因不明の痛みとして来院されることが多いです。また、舌がんの症例も多く経験してきました。口腔がんの診断は非常に難しく、さまざまな形態を擬態することがあります。特に痛みのない変化には注意が必要です。

POINT03口腔がんの診断にはどのような方法を用いていますか?

POINT03口腔がんの診断にはどのような方法を用いていますか?

POINT03口腔がんの診断にはどのような方法を用いていますか?

通常の視診や触診に加えて、特殊な光線を使用した診断方法を取り入れています。これにより、肉眼では見えにくい初期の変化も捉えることができます。また、東京歯科大学と連携し、難しい症例についてはデータを送って診断協力を得ることもあります。最新の知見を取り入れながら、より精度の高い診断を心がけています。

経験に基づく的確な判断力

POINT0435年以上の経験を活かして、当クリニックで どのような役割を果たされていますか?

POINT0435年以上の経験を活かして、当クリニックで どのような役割を果たされていますか?

POINT0435年以上の経験を活かして、当クリニックで どのような役割を果たされていますか?

施設によってできることとできないことがあります。その線引きをどうするかが重要で、無理は絶対に禁物です。経験豊富な専門医だからこそ、当クリニックでできることとできないことをしっかりと見極め、患者様の安全を第一に考えた治療方針を立てることができます。私はよく経験の重要性を語るとき、「火中の栗を拾う人は、火中の栗の熱さを知らない人なんですよ」と表します。経験があるからこそ、リスクを適切に判断し、無理な治療を避けることができるのです。

POINT05充実した医療連携体制が強み

POINT05充実した医療連携体制が強み

POINT05充実した医療連携体制が強み

35年以上の病院勤務で培った人脈を活かし、大学病院や総合病院との緊密な連携体制を構築しています。これにより、当クリニックで対応が難しい症例でも、適切な医療機関への紹介が可能となっています。
患者様にとって最善の治療をご提供するためには、時には他の医療機関と連携することも重要です。私たちは地域の歯科医院としての役割を果たしつつ、必要に応じて高度な医療機関との橋渡しもしっかりとおこなっています。

POINT06口腔外科医としての経験から、特に大切にされていることはありますか?

POINT06口腔外科医としての経験から、特に大切にされていることはありますか?

POINT06口腔外科医としての経験から、特に大切にされていることはありますか?

私はよく「1を見つけるのは簡単。0を見つけるのに経験がいる」と言います。これは、問題がある部分を見つけるのは比較的容易ですが、問題がない部分を正確に判断するには豊富な経験が必要だということです。この洞察力が、適切な治療計画の立案や、必要に応じた医療連携の判断に活かされています。患者様の状態を総合的に見極め、最適な治療方針を立てること。それが私の役割だと考えています。当クリニックでは、この豊富な経験と幅広いネットワークを最大限に活用し、患者様に最適な治療を提供できる体制を整えています。安心して治療を受けていただけるよう、これからも尽力してまいります。

患者様への思い

POINT07治療の際に特に注意を払っていることはありますか?

POINT07治療の際に特に注意を払っていることはありますか?

POINT07治療の際に特に注意を払っていることはありますか?

高齢の患者様への配慮は特に重要だと考えています。特に夏場の高温多湿の時期は、体力の消耗が激しいので注意が必要です。ご本人の言動だけでなく、治療の際は、バイタルサインや顔色、反応速度などを総合的に判断しています。
また、誤嚥のリスクを軽減するため、治療中の水の管理にも気を付けています。適切な吸引をおこない、水が喉に流れ込まないよう細心の注意を払っています。

POINT08訪問歯科診療についてお聞かせください

POINT08訪問歯科診療についてお聞かせください

POINT08訪問歯科診療についてお聞かせください

はい、当クリニックでは訪問歯科診療もおこなっており、主に私が担当しています。病院での経験を活かし、在宅や施設での治療にも対応しています。口腔ケアは全身の健康に大きく関わるので、通院が難しい方々にも適切な歯科医療をご提供することが今後ますます重要だと考えています。

POINT09今後の歯科医療への思い

POINT09今後の歯科医療への思い

POINT09今後の歯科医療への思い

口腔外科治療は今後、さらに低侵襲化が進むと考えています。例えば、レーザー技術やナビゲーションシステムの発展により、より精密で患者様の負担が少ない手術が可能になるでしょう。また、再生医療の発展にも期待しています。特に、顎骨再生などの分野で大きな進歩が見込まれます。これらの新技術を積極的に取り入れながら、常に最善の治療をご提供していきたいと思います。

POINT10最後に、患者様へメッセージをお願いします

POINT10最後に、患者様へメッセージをお願いします

POINT10最後に、患者様へメッセージをお願いします

口腔外科治療に不安を感じる方も多いかもしれません。しかし、適切な治療は皆さまの口腔の健康、ひいては全身の健康につながります。どんな些細なことでも、気になることがあればご相談ください。患者様お一人ひとりに寄り添い、最適な治療をご提供させていただきます。皆さまの健康な笑顔のために、これからも尽力してまいります。

interview

interview

二人のエキスパートが語る
最高の歯科医療

二人のエキスパートが語る最高の歯科医療
Q.お二人の出会いについて教えていただけますか?

Q.お二人の出会いについて教えていただけますか?

Q.お二人の出会いについて教えていただけますか?
  • 院長私たちは大学の同級生なんです。同じ学年でしたが、所属していた教室が違っていました。
  • 赤根先生そうですね。私は口腔外科、大塚先生は歯周病と、専攻も違っていました。でも、学生時代から仲が良かったんですよ。
  • 院長卒業後も歯科医師会などを通じて交流が続いていました。赤根先生が当クリニックに来てくださったのは3年前のことです。
Q.同級生でありながら異なる専門分野を 持つお二人ですが、お互いの印象はいかがですか?

Q.同級生でありながら異なる専門分野を 持つお二人ですが、お互いの印象はいかがですか?

Q.同級生でありながら異なる専門分野を 持つお二人ですが、お互いの印象はいかがですか?
  • 院長赤根先生の口腔外科の技術は本当に素晴らしいですね。特に縫合の技術は、歯周病専門医の私から見ても感心します。粘膜の扱い方が非常に丁寧で、術後の治癒も早いんです。
  • 赤根先生ありがとうございます。大塚先生の歯周病治療も素晴らしいですよ。特に歯周組織再生療法の分野では、私も驚くような結果を出されることがあります。それに、歯周病治療だけでなく、矯正や補綴など幅広い分野に精通されているのには本当に頭が下がります。
Q.長年の友人関係が、現在の信頼関係にも繋がっているのでしょうか?

Q.長年の友人関係が、
現在の信頼関係にも繋がっているのでしょうか?

Q.長年の友人関係が、現在の信頼関係にも繋がっているのでしょうか?
  • 赤根先生もちろんです。実は、私の息子の矯正治療を大塚先生にお願いしました。大塚先生の技術を間近で見ていたからこそ、安心してお任せできました。
  • 院長同級生とはいえ、家族の治療を任されるのは最高の信頼の証だと思います。この信頼関係が、私たちのチーム医療の基盤になっていると感じています。
Q.このような協力関係が患者様にもたらすメリットは何でしょうか?

Q.このような協力関係が患者様にもたらすメリットは何でしょうか?

Q.このような協力関係が患者様にもたらすメリットは何でしょうか?
  • 院長患者様お一人一人の口腔内の状況を多角的に分析し、最適な治療方針を二人で議論を重ねて決定できることです。長年の友人だからこそ、率直な意見交換ができるのです。
  • 赤根先生そうですね。お互いの専門性を尊重しつつ、時には建設的な議論もします。それが結果的に、患者様にとって最善の治療につながっているのだと思います。
  • 院長一般的な歯科クリニックでは難しいような高度で包括的な治療をご提供できるのが、私たちの強みだと考えています。これからも二人三脚で、さらに質の高い医療を提供していきたいですね。

contactお問い合わせ

06-6391-1193

06-6391-1193

06-6391-1193

診療時間・アクセス