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こどもの矯正治療
成長期を活かした効果的な歯並び矯正
お子様に矯正治療が必要な理由
お子様の成長期における矯正治療は、単に見た目を整えるだけでなく、健康的な口腔環境を整えるためにも非常に重要です。以下に、子供に矯正治療が必要な理由をいくつかご紹介します。
顎の成長をコントロールできる
子供の成長期には、顎の骨が柔軟で成長途中にあるため、この時期に矯正治療をおこなうことで、歯が自然に正しい位置に動くように促すことができます。成長を利用することで、顎の発達を適切にサポートし、将来的に抜歯や外科的な手術を避けられる可能性が高くなります。
将来の歯並びをきれいに保つことができる
矯正治療を早期におこなうことで、将来の歯並びが美しく整い、噛み合わせも正しく保たれるようになります。悪い噛み合わせを放置すると、歯がすり減る、歯周病になりやすくなる、食べ物をしっかり噛めないといった問題が発生することがあります。子供のうちに治療をおこなうことで、こうした問題を未然に防ぐことができます。
虫歯や歯周病の予防につながる
歯並びが乱れていると、食べ物のカスや歯垢がたまりやすくなり、歯みがきがしづらくなります。その結果、虫歯や歯周病のリスクが高まります。矯正治療をおこなって歯列を整えることで、セルフケアがしやすくなり、病気の予防につながります。
発音や呼吸への影響を改善
不正咬合があると、発音が不明瞭になったり、口呼吸が習慣化してしまうことがあります。矯正治療をおこなうことで、歯並びや噛み合わせが整い、正しい発音や自然な鼻呼吸をサポートする効果が期待できます。
自信を持って笑顔になれる
見た目のコンプレックスを持たずに、子供の頃から自信を持って笑顔になれることは、自己肯定感や社交性にも良い影響を与えます。歯並びが整ったことで、お子様がより積極的に人と接し、健全な成長を促すことができるでしょう。
お子様の矯正を始めるタイミング
お子様の矯正治療を始めるベストなタイミングは、上下の前歯4本が永久歯に生え変わる7~8歳頃が目安です。ただし、顎の成長具合や歯の状態によって異なるため、最適な時期を見極めるためにも一度当クリニックへご相談ください。特に、上下顎の骨のずれが大きい出っ歯や受け口の場合には、乳歯の時期から治療を始めることが推奨される場合もあります。
お子様の矯正治療の流れ
01flow
期治療(混合歯列期)
1期治療は、乳歯と永久歯が混在している時期(混合歯列期)におこないます。この治療では、歯が正しい位置に生えるための土台を作ることが目的です。1期治療をおこなうことで、後の2期治療が必要になった場合でも、治療期間を短縮したり、抜歯や手術を避けられる可能性が高まります。
02flow
期治療(永久歯列期)
2期治療は、すべての歯が永久歯に生え変わった後におこないます。ブラケットやワイヤーなどの装置を使い、歯を動かして歯列を整えます。当クリニックでは、見た目が気になるお子様のために、透明なセラミックブラケットや取り外し可能なマウスピース矯正もご用意しています。ご希望の方はお気軽にご相談ください。
お子様の矯正治療の注意ポイント
お子様の悪習癖を直すことも重要
お子様の癖や習慣は、歯並びに大きな影響を与えることがあります。以下のような癖に注意し、早期に矯正治療や口腔筋機能療法(MFT)をおこなうことが重要です。
- 頬杖をつく癖
- 舌で前歯を押す癖
- 口呼吸をする癖
- 不自然な姿勢や食べ方
これらの悪習癖は、将来の歯並びに影響を与えるため、早期に対処することが大切です。